その目的や方法は、各チーム様々であるが、自チームでは、ある1つの方法を10分間行いシュートが成功した本数とシュートミスした本数の合計が100本を越えることを目標としている。更に云えば、シュートミス0本が最大の目標となる。
およそ15名の選手が3名づつ3メンを繰り返しながら10分間継続するなかで、パスやシュート、ダッシュの精度を追求する。
昨年度は、それぞれの精度が低く100本を越えることは稀であったが、今年度は多くの場合で100本を越えることが可能となった。それでも、必ず5本から6本程度のシュートミスが頻出していた。
ところが昨日の練習では、4年生の引退や怪我人、授業参加等で参加者が6人と少ない状況の中で、シュートが96本成功し、ミスシュートがなんと0本と昨年からはじめてミスシュート0本を達成することができた。100本は達成できなかったが、6名と少数の中で体力的な影響が考えられる。体力的な課題は今後も改善を目指すとして、はじめてノーミスを達成したということは、チームとしての成長が見られたといっても過言ではなく、大変に喜ばしい成果である。
たかが3メン、たかがレイアップシュートといえども、試合に勝利するには大切な要素である。ノーマークのランニングシュートやフリーフロー、アウトナンバープレー等の確実に成功させなければならないプレーの如何で勝敗が決することが考えられるからだ。高尚で複雑なプレーは成功する確率は低い。誰でも可能なプレーを確実に行なえる選手やチームになることが勝利への近道であり、目指すべきものである。
昨日はチームにとって記念すべき一日であった。
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